ファイル・整理で「AIへ移しやすい」業務4件|いまと移したあと・合うAIモデル

掲載データの確認日 2026/10/15

100作業を同じ条件でそろえています

ファイル・整理でAIへ移しやすい業務のイメージ

ファイル・整理

ファイル・整理でAIへ移しやすい業務

業務
4⁠件
判定
AIへ移しやすい
合うモデル
33⁠件
判定で束ねる

ファイル・整理の業務のうち、当サイトの判定が「AIへ移しやすい」のものを4⁠件集めました。いまのやり方と、AIに移したあとのやり方を並べ、移す前の確認・最初の指示・測り方・合うモデルまで1ページで進めます。

いまのやり方と、移したあと

業務いま移したあと人に残る仕事
写真を選んで整理する1枚ずつ見て選ぶ内容で分類させて選ぶ使ってよいかの判断
ファイルに名前をつけて整理する1つずつ見て名前をつける中身から名前をつけさせる命名規則の判断
ファイルの重複を見つける名前を見て探す中身から重複を出させるどれを残すかの判断
不要なファイルを見つける見て判断する参照されていないものを出させる消してよいかの判断

「AIへ移しやすい」の意味

まず1⁠件だけ試して、結果を見てから広げてよい業務です。間違っても取り返しがつき、元に戻す手段も残せます。

業務移しやすさ任せ方向かない場合
写真を選んで整理するまず1⁠件試せる下書きを任せる枚数が少ない場合
ファイルに名前をつけて整理するまず1⁠件試せる下書きを任せるファイル数が少ない場合
ファイルの重複を見つけるまず1⁠件試せる下書きを任せるファイルが少ない場合
不要なファイルを見つけるまず1⁠件試せる下書きを任せるファイルが少ない場合

移す前の確認

ファイル・整理の業務を移す前に0 / 7 確認ずみ

全部に印が付くまで、移さないでください。

移す手順

写真を選んで整理するを例にした4段の手順です。ほかの業務も同じ順で進めます。

1. いまのやり方を1回測る

「1枚ずつ見て選ぶ」に何分かかり、何回やり直したかを残します。移したあとと比べる材料になります。

2. 人に残る仕事を切り出す

「使ってよいかの判断」はAIに任せません。誰がいつやるかを先に決め、手順に書き込みます。

3. 1⁠件だけ移して比べる

「内容で分類させて選ぶ」の形で1⁠件だけ通します。「人物の写り込みを見落として公開してしまう」が起きないかを、ここで確かめます。

4. 続けるか戻すかを決める

記録を見て決めます。戻すときは「元のフォルダを残せば、いつでもやり直せる」。戻せる状態を残したまま広げてください。

移さなくてよい業務を先に外す

移さなくてよい業務を外す0 / 4 確認ずみ

当てはまるものは、無理に移さなくて構いません。

業務ごとの移し方

写真を選んで整理する

いま:1枚ずつ見て選ぶ → 移したあと:内容で分類させて選ぶ

  • 人に残る仕事:使ってよいかの判断
  • よくあるつまずき:人物の写り込みを見落として公開してしまう
  • 戻し方:元のフォルダを残せば、いつでもやり直せる
  • 向かない場合:枚数が少ない場合

移す手順・人に残る仕事・効果の測り方・元に戻す手順

ファイルに名前をつけて整理する

いま:1つずつ見て名前をつける → 移したあと:中身から名前をつけさせる

  • 人に残る仕事:命名規則の判断
  • よくあるつまずき:規則がぶれて、あとから探せなくなる
  • 戻し方:元のファイル名を控えておけば戻せる
  • 向かない場合:ファイル数が少ない場合

移す手順・人に残る仕事・効果の測り方・元に戻す手順

ファイルの重複を見つける

いま:名前を見て探す → 移したあと:中身から重複を出させる

  • 人に残る仕事:どれを残すかの判断
  • よくあるつまずき:似た版が全部重複と判定され、必要な版まで消える
  • 戻し方:消す前に控えを取る
  • 向かない場合:ファイルが少ない場合

移す手順・人に残る仕事・効果の測り方・元に戻す手順

不要なファイルを見つける

いま:見て判断する → 移したあと:参照されていないものを出させる

  • 人に残る仕事:消してよいかの判断
  • よくあるつまずき:参照が無いだけで消し、後で必要になる
  • 戻し方:消す前に控えを取る
  • 向かない場合:ファイルが少ない場合

移す手順・人に残る仕事・効果の測り方・元に戻す手順

AIに渡す最初の指示

「移したあと」のやり方で、AIに最初に渡す指示です。人に残る仕事はAIにやらせず、印を付けて返させます。

「写真を選んで整理する」をAIに頼む
これから「写真を選んで整理する」を手伝ってもらいます。
いままでは「1枚ずつ見て選ぶ」でしていましたが、「内容で分類させて選ぶ」に変えます。

【材料】[ここに貼る]
【出す形】[表/箇条書き/文章。長さ]

【守ること】
・「使ってよいかの判断」はAIの側で決めず、該当する箇所に[人が確認]と印を付ける
・材料にないことは書かず「材料にない」と書く
・人物の写り込みを見落として公開してしまうことがないよう、迷う箇所は質問を返す

[ ][ ]を自分の材料に置き換えてください。

「ファイルに名前をつけて整理する」をAIに頼む
これから「ファイルに名前をつけて整理する」を手伝ってもらいます。
いままでは「1つずつ見て名前をつける」でしていましたが、「中身から名前をつけさせる」に変えます。

【材料】[ここに貼る]
【出す形】[表/箇条書き/文章。長さ]

【守ること】
・「命名規則の判断」はAIの側で決めず、該当する箇所に[人が確認]と印を付ける
・材料にないことは書かず「材料にない」と書く
・規則がぶれて、あとから探せなくなることがないよう、迷う箇所は質問を返す

[ ][ ]を自分の材料に置き換えてください。

「ファイルの重複を見つける」をAIに頼む
これから「ファイルの重複を見つける」を手伝ってもらいます。
いままでは「名前を見て探す」でしていましたが、「中身から重複を出させる」に変えます。

【材料】[ここに貼る]
【出す形】[表/箇条書き/文章。長さ]

【守ること】
・「どれを残すかの判断」はAIの側で決めず、該当する箇所に[人が確認]と印を付ける
・材料にないことは書かず「材料にない」と書く
・似た版が全部重複と判定され、必要な版まで消えることがないよう、迷う箇所は質問を返す

[ ][ ]を自分の材料に置き換えてください。

「不要なファイルを見つける」をAIに頼む
これから「不要なファイルを見つける」を手伝ってもらいます。
いままでは「見て判断する」でしていましたが、「参照されていないものを出させる」に変えます。

【材料】[ここに貼る]
【出す形】[表/箇条書き/文章。長さ]

【守ること】
・「消してよいかの判断」はAIの側で決めず、該当する箇所に[人が確認]と印を付ける
・材料にないことは書かず「材料にない」と書く
・参照が無いだけで消し、後で必要になることがないよう、迷う箇所は質問を返す

[ ][ ]を自分の材料に置き換えてください。

効果を測る

ファイル・整理の業務を1⁠件試したときの記録

移す前と後で、同じ1⁠件を比べます。

【業務】[ ]

【いま】かかった時間[ ]分/やり直し[ ]回
【移したあと】かかった時間[ ]分/やり直し[ ]回
【人に残った仕事】[ ]分

【出てきたもの】そのまま使えた/直した(直した箇所[ ])
【起きたつまずき】[ ]
【判断】続ける/やめる/もう1⁠件
【やめるときの戻し方】[ ]

人に残る仕事の担当を決める

AIに移しても、人に残る仕事は消えません。担当を書いて共有しておくと、抜け落ちを防げます。

人に残る仕事の担当表
【部署】[ ] 【見直す日】[ ]

・写真を選んで整理する:使ってよいかの判断 → 担当[ ]/いつ[ ]
・ファイルに名前をつけて整理する:命名規則の判断 → 担当[ ]/いつ[ ]
・ファイルの重複を見つける:どれを残すかの判断 → 担当[ ]/いつ[ ]
・不要なファイルを見つける:消してよいかの判断 → 担当[ ]/いつ[ ]

【困ったときの相談先】[ ]

社内に説明する

上長に出す一言の報告
【試した業務】写真を選んで整理する・ファイルに名前をつけて整理する・ファイルの重複を見つけるほか
【判定】AIへ移しやすい(当サイトの判定を参考)
【試した結果】時間[ ]分→[ ]分/やり直し[ ]回→[ ]回
【人に残す仕事と担当】[ ]
【続けるかどうか】[ ]
【費用】[使ったモデルと月の目安]

ファイル・整理の業務に要る機能と、合うモデル

ファイル・整理の業務で効くのはファイルをそのまま渡せることです。整理する元がファイルなので、そのまま渡せるかが最初の条件です。掲載76⁠件のうち、この条件に合うのは33⁠件でした。

候補なぜ候補か一度に読める量入力100⁠万
GPT-6 Luna Pro単価がいちばん安い1,050,000$0.1
Grok 4.20 Multi-Agent一度に読める量がいちばん多い2,000,000$1.25
Mistral Medium 3.5別の提供元で、単価が中くらい262,144$1.5

GPT-6 Luna Pro(単価がいちばん安い)

OpenAIのモデルです。入力100⁠万トークン$0.1(目安15⁠円)。件数が多い作業ほど差が出ます。渡せる入力はファイル・画像・文字。

Grok 4.20 Multi-Agent(一度に読める量がいちばん多い)

xAIのモデルです。2,000,000トークン(原稿用紙でおよそ3,571枚)。資料を分けずに渡せます。渡せる入力は文字・画像・ファイル。

Mistral Medium 3.5(別の提供元で、単価が中くらい)

Mistral AIのモデルです。Mistral AIのモデルで、入力100⁠万トークン$1.5。1⁠社に寄せないための比べ先になります。渡せる入力は文字・画像・ファイル。

並べているのは公表されている仕様と単価だけで、出来の良し悪しの順位ではありません。同じ材料で1回ずつ試して、自分の作業で比べてください。

費用の目安を計算する

APIの料金は、読ませた量と書かせた量の両方にかかります。単価から3つの使い方の費用を出しました(入力・出力の量は当サイトの目安、1ドル150⁠円)。

モデルメールの下書き1,000通会議の要約100本問い合わせの一次返信5,000⁠件
GPT-6 Luna Pro$0.7(105⁠円)$0.25(38⁠円)$1.75(263⁠円)
GPT-6 Luna$0.7(105⁠円)$0.25(38⁠円)$1.75(263⁠円)
GPT-5.6 Luna Pro$1.6(240⁠円)$0.54(81⁠円)$4(600⁠円)
GPT-5.6 Luna$1.6(240⁠円)$0.54(81⁠円)$4(600⁠円)
Gemini 3.1 Flash Lite$2(300⁠円)$0.675(101⁠円)$5(750⁠円)
Gemini 3.5 Flash Lite$3.1(465⁠円)$0.95(143⁠円)$7.75(1,163⁠円)
Nova 2 Lite$3.1(465⁠円)$0.95(143⁠円)$7.75(1,163⁠円)
Devstral 2 2512$2.8(420⁠円)$1(150⁠円)$7(1,050⁠円)
Gemini 3.8 Flash$5.25(788⁠円)$1.875(281⁠円)$13.125(1,969⁠円)
Gemini 3.7 Flash$5.25(788⁠円)$1.875(281⁠円)$13.125(1,969⁠円)
自分の量で計算する式

件数と1⁠件の長さを入れると、月の費用の目安が出ます。

【1⁠件の入力】[ ]トークン(日本語は1字およそ1〜1.5トークン)
【1⁠件の出力】[ ]トークン
【月の件数】[ ]件

入力の費用 = 1⁠件の入力 × 月の件数 ÷ 1,000,000 × 入力の単価
出力の費用 = 1⁠件の出力 × 月の件数 ÷ 1,000,000 × 出力の単価
月の費用 = 入力の費用 + 出力の費用(ドル)× 為替

ファイルをそのまま渡せるモデル33⁠件

モデル(提供元)一度に読める量100⁠万トークン 入力/出力
GPT-6 Luna Pro(OpenAI)1,050,000$0.1/$0.5
GPT-6 Luna(OpenAI)1,050,000$0.1/$0.5
GPT-5.6 Luna Pro(OpenAI)1,050,000$0.2/$1.2
GPT-5.6 Luna(OpenAI)1,050,000$0.2/$1.2
Gemini 3.1 Flash Lite(Google)1,048,576$0.25/$1.5
Gemini 3.5 Flash Lite(Google)1,048,576$0.3/$2.5
Nova 2 Lite(Amazon)1,000,000$0.3/$2.5
Devstral 2 2512(Mistral AI)262,144$0.4/$2
Gemini 3.8 Flash(Google)1,048,576$0.75/$3.75
Gemini 3.7 Flash(Google)1,048,576$0.75/$3.75
Gemini 3.6 Flash(Google)1,048,576$0.75/$3.75
Grok Build 0.1(xAI)256,000$1/$2
Grok 4.20 Multi-Agent(xAI)2,000,000$1.25/$2.5
Grok 4.3(xAI)1,000,000$1.25/$2.5
Gemini 3.5 Flash(Google)1,048,576$1.5/$9
Mistral Medium 3.5(Mistral AI)262,144$1.5/$7.5
Grok 4.7(xAI)500,000$1.6/$4.8
GPT-6 Sol Pro(OpenAI)1,050,000$2/$10
GPT-6 Sol(OpenAI)1,050,000$2/$10
GPT-5.6 Terra Pro(OpenAI)1,050,000$2/$12

ほかに13⁠件あります(入力の単価が高い順に省略)。

ファイル・整理の業務で、合うモデルが一度に読める量

やりたいことに要るおおよその量と、この中のモデルのうち一度に読めるものの数です。足りないモデルでは、資料を分けて渡すことになります。

やりたいこと要るおおよその量一度に読めるモデル
メール1通を書かせる1,000トークン33⁠件/33⁠件
A4の資料1枚を読ませる2,000トークン33⁠件/33⁠件
1⁠時間の会議の文字起こしを要約15,000トークン33⁠件/33⁠件
契約書1通を読ませる20,000トークン33⁠件/33⁠件
本1冊を読ませる150,000トークン33⁠件/33⁠件
社内規程一式(本5冊ほど)750,000トークン27⁠件/33⁠件

モデルを使う前に決めること

APIのモデルを社内で使う前に0 / 5 確認ずみ

試す前に、情シスや上長と決めておくことです。

この記事で使っている言葉

コンテキスト(一度に読める量)

1回のやり取りで渡せる文章の長さです。足りないと、前に渡したところを忘れます。大きいほど長い資料を分けずに渡せますが、読ませた分だけ費用もかかります。

トークン

AIが文章を数える単位です。日本語はおおむね1字が1〜1.5トークン。料金も読める量も、このトークンで数えます。

入力の単価・出力の単価

100⁠万トークンあたりの米ドルです。読ませた量に入力の単価、書かせた量に出力の単価がかかります。出力のほうが高いのが普通です。

仕様はhttps://openrouter.ai/api/v1/modelsから2026-09-25に取ったものです。OpenRouter が各提供元から集めて公開している仕様です。単価は100⁠万トークンあたりの米ドル。ベンチマークの点数や順位は含みません。

ファイル・整理のほかの業務

資料の版を管理する

判定は「一部だけAI化する」。いまは名前に日付をつける、移したあとは変更点を出させて記録する。人に残るのはどこまで変えたかの判断。資料の版を管理する

フォルダの構成を作り直す

判定は「一部だけAI化する」。いまは自分で並べ替える、移したあとは中身から分類させて並べ替える。人に残るのは使う人の見方。フォルダの構成を作り直す

共有する範囲を決める

判定は「一部だけAI化する」。いまは1つずつ設定する、移したあとは中身から機密度を判定させる。人に残るのは最終的な公開判断。共有する範囲を決める

ファイル・整理のほかの判定

よくある質問

全部まとめて移したほうが早くありませんか?

比べる相手がいなくなるので、効果を説明できなくなります。1⁠件ずつ移して、測ってから広げてください。

どのモデルがいちばん良いですか?

当サイトは点数や順位を持っていません。上の候補を同じ材料で試し、自分の作業で正しさと直す手間を比べて決めてください。

人に残る仕事は、いずれAIに任せられますか?

この4⁠件の「人に残る仕事」は、間違えたときの影響が大きいか、判断の材料がAIに渡らないものです。任せるかどうかは、移したあとの記録を見てから決めます。

次にやること

  • 1⁠件選ぶ
    上の表から、いちばん手間のかかっている業務を1⁠件選びます。
    写真を選んで整理する
  • いまのやり方を測る
    移す前の1回を測っておかないと、効果を説明できません。
  • 合うモデルを2つ試す
    候補から2つ選び、同じ材料で比べます。