採用・人事で「AIへ移しやすい」業務3件|いまと移したあと・合うAIモデル

掲載データの確認日 2026/10/15

100作業を同じ条件でそろえています

採用・人事でAIへ移しやすい業務のイメージ

採用・人事

採用・人事でAIへ移しやすい業務

業務
3⁠件
判定
AIへ移しやすい
合うモデル
33⁠件
判定で束ねる

採用・人事の業務のうち、当サイトの判定が「AIへ移しやすい」のものを3⁠件集めました。いまのやり方と、AIに移したあとのやり方を並べ、移す前の確認・最初の指示・測り方・合うモデルまで1ページで進めます。

いまのやり方と、移したあと

業務いま移したあと人に残る仕事
求人の原稿を書く過去の原稿を書き換える条件から下書きを出させる職場の実際の雰囲気
採用面接の質問を用意する過去の質問を使い回す職種から案を出させる見たい点の設定
採用の面接記録を残すメモを取る録音から要約させる評価の理由

「AIへ移しやすい」の意味

まず1⁠件だけ試して、結果を見てから広げてよい業務です。間違っても取り返しがつき、元に戻す手段も残せます。

業務移しやすさ任せ方向かない場合
求人の原稿を書くまず1⁠件試せる下書きを任せる募集が年に1回の場合
採用面接の質問を用意するまず1⁠件試せる下書きを任せる面接がめったに無い場合
採用の面接記録を残すまず1⁠件試せる下書きを任せる面接が少ない場合

移す前の確認

採用・人事の業務を移す前に0 / 6 確認ずみ

全部に印が付くまで、移さないでください。

移す手順

求人の原稿を書くを例にした4段の手順です。ほかの業務も同じ順で進めます。

1. いまのやり方を1回測る

「過去の原稿を書き換える」に何分かかり、何回やり直したかを残します。移したあとと比べる材料になります。

2. 人に残る仕事を切り出す

「職場の実際の雰囲気」はAIに任せません。誰がいつやるかを先に決め、手順に書き込みます。

3. 1⁠件だけ移して比べる

「条件から下書きを出させる」の形で1⁠件だけ通します。「どの会社の求人にも見える文になり、応募が減る」が起きないかを、ここで確かめます。

4. 続けるか戻すかを決める

記録を見て決めます。戻すときは「過去の原稿を残しておけば、いつでも戻れる」。戻せる状態を残したまま広げてください。

移さなくてよい業務を先に外す

移さなくてよい業務を外す0 / 3 確認ずみ

当てはまるものは、無理に移さなくて構いません。

業務ごとの移し方

求人の原稿を書く

いま:過去の原稿を書き換える → 移したあと:条件から下書きを出させる

  • 人に残る仕事:職場の実際の雰囲気
  • よくあるつまずき:どの会社の求人にも見える文になり、応募が減る
  • 戻し方:過去の原稿を残しておけば、いつでも戻れる
  • 向かない場合:募集が年に1回の場合

移す手順・人に残る仕事・効果の測り方・元に戻す手順

採用面接の質問を用意する

いま:過去の質問を使い回す → 移したあと:職種から案を出させる

  • 人に残る仕事:見たい点の設定
  • よくあるつまずき:質問は増えるが、何を見たいのかが曖昧になる
  • 戻し方:過去の質問一覧を残す
  • 向かない場合:面接がめったに無い場合

移す手順・人に残る仕事・効果の測り方・元に戻す手順

採用の面接記録を残す

いま:メモを取る → 移したあと:録音から要約させる

  • 人に残る仕事:評価の理由
  • よくあるつまずき:発言は残るが、なぜその評価かが残らない
  • 戻し方:録音を残す
  • 向かない場合:面接が少ない場合

移す手順・人に残る仕事・効果の測り方・元に戻す手順

AIに渡す最初の指示

「移したあと」のやり方で、AIに最初に渡す指示です。人に残る仕事はAIにやらせず、印を付けて返させます。

「求人の原稿を書く」をAIに頼む
これから「求人の原稿を書く」を手伝ってもらいます。
いままでは「過去の原稿を書き換える」でしていましたが、「条件から下書きを出させる」に変えます。

【材料】[ここに貼る]
【出す形】[表/箇条書き/文章。長さ]

【守ること】
・「職場の実際の雰囲気」はAIの側で決めず、該当する箇所に[人が確認]と印を付ける
・材料にないことは書かず「材料にない」と書く
・どの会社の求人にも見える文になり、応募が減ることがないよう、迷う箇所は質問を返す

[ ][ ]を自分の材料に置き換えてください。

「採用面接の質問を用意する」をAIに頼む
これから「採用面接の質問を用意する」を手伝ってもらいます。
いままでは「過去の質問を使い回す」でしていましたが、「職種から案を出させる」に変えます。

【材料】[ここに貼る]
【出す形】[表/箇条書き/文章。長さ]

【守ること】
・「見たい点の設定」はAIの側で決めず、該当する箇所に[人が確認]と印を付ける
・材料にないことは書かず「材料にない」と書く
・質問は増えるが、何を見たいのかが曖昧になることがないよう、迷う箇所は質問を返す

[ ][ ]を自分の材料に置き換えてください。

「採用の面接記録を残す」をAIに頼む
これから「採用の面接記録を残す」を手伝ってもらいます。
いままでは「メモを取る」でしていましたが、「録音から要約させる」に変えます。

【材料】[ここに貼る]
【出す形】[表/箇条書き/文章。長さ]

【守ること】
・「評価の理由」はAIの側で決めず、該当する箇所に[人が確認]と印を付ける
・材料にないことは書かず「材料にない」と書く
・発言は残るが、なぜその評価かが残らないことがないよう、迷う箇所は質問を返す

[ ][ ]を自分の材料に置き換えてください。

効果を測る

採用・人事の業務を1⁠件試したときの記録

移す前と後で、同じ1⁠件を比べます。

【業務】[ ]

【いま】かかった時間[ ]分/やり直し[ ]回
【移したあと】かかった時間[ ]分/やり直し[ ]回
【人に残った仕事】[ ]分

【出てきたもの】そのまま使えた/直した(直した箇所[ ])
【起きたつまずき】[ ]
【判断】続ける/やめる/もう1⁠件
【やめるときの戻し方】[ ]

人に残る仕事の担当を決める

AIに移しても、人に残る仕事は消えません。担当を書いて共有しておくと、抜け落ちを防げます。

人に残る仕事の担当表
【部署】[ ] 【見直す日】[ ]

・求人の原稿を書く:職場の実際の雰囲気 → 担当[ ]/いつ[ ]
・採用面接の質問を用意する:見たい点の設定 → 担当[ ]/いつ[ ]
・採用の面接記録を残す:評価の理由 → 担当[ ]/いつ[ ]

【困ったときの相談先】[ ]

社内に説明する

上長に出す一言の報告
【試した業務】求人の原稿を書く・採用面接の質問を用意する・採用の面接記録を残す
【判定】AIへ移しやすい(当サイトの判定を参考)
【試した結果】時間[ ]分→[ ]分/やり直し[ ]回→[ ]回
【人に残す仕事と担当】[ ]
【続けるかどうか】[ ]
【費用】[使ったモデルと月の目安]

採用・人事の業務に要る機能と、合うモデル

採用・人事の業務で効くのは応募書類のファイルを読めることです。履歴書や職務経歴書をファイルのまま渡せると、扱いの手順が単純になります。掲載76⁠件のうち、この条件に合うのは33⁠件でした。

候補なぜ候補か一度に読める量入力100⁠万
GPT-6 Luna Pro単価がいちばん安い1,050,000$0.1
Grok 4.20 Multi-Agent一度に読める量がいちばん多い2,000,000$1.25
Mistral Medium 3.5別の提供元で、単価が中くらい262,144$1.5

GPT-6 Luna Pro(単価がいちばん安い)

OpenAIのモデルです。入力100⁠万トークン$0.1(目安15⁠円)。件数が多い作業ほど差が出ます。渡せる入力はファイル・画像・文字。

Grok 4.20 Multi-Agent(一度に読める量がいちばん多い)

xAIのモデルです。2,000,000トークン(原稿用紙でおよそ3,571枚)。資料を分けずに渡せます。渡せる入力は文字・画像・ファイル。

Mistral Medium 3.5(別の提供元で、単価が中くらい)

Mistral AIのモデルです。Mistral AIのモデルで、入力100⁠万トークン$1.5。1⁠社に寄せないための比べ先になります。渡せる入力は文字・画像・ファイル。

並べているのは公表されている仕様と単価だけで、出来の良し悪しの順位ではありません。同じ材料で1回ずつ試して、自分の作業で比べてください。

費用の目安を計算する

APIの料金は、読ませた量と書かせた量の両方にかかります。単価から3つの使い方の費用を出しました(入力・出力の量は当サイトの目安、1ドル150⁠円)。

モデルメールの下書き1,000通会議の要約100本問い合わせの一次返信5,000⁠件
GPT-6 Luna Pro$0.7(105⁠円)$0.25(38⁠円)$1.75(263⁠円)
GPT-6 Luna$0.7(105⁠円)$0.25(38⁠円)$1.75(263⁠円)
GPT-5.6 Luna Pro$1.6(240⁠円)$0.54(81⁠円)$4(600⁠円)
GPT-5.6 Luna$1.6(240⁠円)$0.54(81⁠円)$4(600⁠円)
Gemini 3.1 Flash Lite$2(300⁠円)$0.675(101⁠円)$5(750⁠円)
Gemini 3.5 Flash Lite$3.1(465⁠円)$0.95(143⁠円)$7.75(1,163⁠円)
Nova 2 Lite$3.1(465⁠円)$0.95(143⁠円)$7.75(1,163⁠円)
Devstral 2 2512$2.8(420⁠円)$1(150⁠円)$7(1,050⁠円)
Gemini 3.8 Flash$5.25(788⁠円)$1.875(281⁠円)$13.125(1,969⁠円)
Gemini 3.7 Flash$5.25(788⁠円)$1.875(281⁠円)$13.125(1,969⁠円)
自分の量で計算する式

件数と1⁠件の長さを入れると、月の費用の目安が出ます。

【1⁠件の入力】[ ]トークン(日本語は1字およそ1〜1.5トークン)
【1⁠件の出力】[ ]トークン
【月の件数】[ ]件

入力の費用 = 1⁠件の入力 × 月の件数 ÷ 1,000,000 × 入力の単価
出力の費用 = 1⁠件の出力 × 月の件数 ÷ 1,000,000 × 出力の単価
月の費用 = 入力の費用 + 出力の費用(ドル)× 為替

応募書類のファイルを読めるモデル33⁠件

モデル(提供元)一度に読める量100⁠万トークン 入力/出力
GPT-6 Luna Pro(OpenAI)1,050,000$0.1/$0.5
GPT-6 Luna(OpenAI)1,050,000$0.1/$0.5
GPT-5.6 Luna Pro(OpenAI)1,050,000$0.2/$1.2
GPT-5.6 Luna(OpenAI)1,050,000$0.2/$1.2
Gemini 3.1 Flash Lite(Google)1,048,576$0.25/$1.5
Gemini 3.5 Flash Lite(Google)1,048,576$0.3/$2.5
Nova 2 Lite(Amazon)1,000,000$0.3/$2.5
Devstral 2 2512(Mistral AI)262,144$0.4/$2
Gemini 3.8 Flash(Google)1,048,576$0.75/$3.75
Gemini 3.7 Flash(Google)1,048,576$0.75/$3.75
Gemini 3.6 Flash(Google)1,048,576$0.75/$3.75
Grok Build 0.1(xAI)256,000$1/$2
Grok 4.20 Multi-Agent(xAI)2,000,000$1.25/$2.5
Grok 4.3(xAI)1,000,000$1.25/$2.5
Gemini 3.5 Flash(Google)1,048,576$1.5/$9
Mistral Medium 3.5(Mistral AI)262,144$1.5/$7.5
Grok 4.7(xAI)500,000$1.6/$4.8
GPT-6 Sol Pro(OpenAI)1,050,000$2/$10
GPT-6 Sol(OpenAI)1,050,000$2/$10
GPT-5.6 Terra Pro(OpenAI)1,050,000$2/$12

ほかに13⁠件あります(入力の単価が高い順に省略)。

採用・人事の業務で、合うモデルが一度に読める量

やりたいことに要るおおよその量と、この中のモデルのうち一度に読めるものの数です。足りないモデルでは、資料を分けて渡すことになります。

やりたいこと要るおおよその量一度に読めるモデル
メール1通を書かせる1,000トークン33⁠件/33⁠件
A4の資料1枚を読ませる2,000トークン33⁠件/33⁠件
1⁠時間の会議の文字起こしを要約15,000トークン33⁠件/33⁠件
契約書1通を読ませる20,000トークン33⁠件/33⁠件
本1冊を読ませる150,000トークン33⁠件/33⁠件
社内規程一式(本5冊ほど)750,000トークン27⁠件/33⁠件

モデルを使う前に決めること

APIのモデルを社内で使う前に0 / 5 確認ずみ

試す前に、情シスや上長と決めておくことです。

この記事で使っている言葉

コンテキスト(一度に読める量)

1回のやり取りで渡せる文章の長さです。足りないと、前に渡したところを忘れます。大きいほど長い資料を分けずに渡せますが、読ませた分だけ費用もかかります。

トークン

AIが文章を数える単位です。日本語はおおむね1字が1〜1.5トークン。料金も読める量も、このトークンで数えます。

入力の単価・出力の単価

100⁠万トークンあたりの米ドルです。読ませた量に入力の単価、書かせた量に出力の単価がかかります。出力のほうが高いのが普通です。

仕様はhttps://openrouter.ai/api/v1/modelsから2026-09-25に取ったものです。OpenRouter が各提供元から集めて公開している仕様です。単価は100⁠万トークンあたりの米ドル。ベンチマークの点数や順位は含みません。

採用・人事のほかの業務

応募書類を読んで絞る

判定は「判断は人に残す」。いまは全部読んで印をつける、移したあとは条件で機械的に分ける。人に残るのは人物の見極め。応募書類を読んで絞る

研修の資料を作る

判定は「一部だけAI化する」。いまは一から作る、移したあとは構成を出させて中身を作る。人に残るのは自社の実例。研修の資料を作る

勤怠の記録を確かめる

判定は「一部だけAI化する」。いまは一覧を目で追う、移したあとは条件に外れるものを出させる。人に残るのは事情の確認。勤怠の記録を確かめる

社内の教育資料を更新する

判定は「一部だけAI化する」。いまは変更点を探して直す、移したあとは差分を出させて確かめる。人に残るのは現場の実態。社内の教育資料を更新する

社員の目標を整理する

判定は「一部だけAI化する」。いまは面談して書く、移したあとは面談の記録から整理させる。人に残るのは達成の見込み。社員の目標を整理する

採用・人事のほかの判定

よくある質問

全部まとめて移したほうが早くありませんか?

比べる相手がいなくなるので、効果を説明できなくなります。1⁠件ずつ移して、測ってから広げてください。

どのモデルがいちばん良いですか?

当サイトは点数や順位を持っていません。上の候補を同じ材料で試し、自分の作業で正しさと直す手間を比べて決めてください。

人に残る仕事は、いずれAIに任せられますか?

この3⁠件の「人に残る仕事」は、間違えたときの影響が大きいか、判断の材料がAIに渡らないものです。任せるかどうかは、移したあとの記録を見てから決めます。

次にやること

  • 1⁠件選ぶ
    上の表から、いちばん手間のかかっている業務を1⁠件選びます。
    求人の原稿を書く
  • いまのやり方を測る
    移す前の1回を測っておかないと、効果を説明できません。
  • 合うモデルを2つ試す
    候補から2つ選び、同じ材料で比べます。