「研修の資料を作る」をAIに移しても、自社の実例は人に残ります。ここを任せると事故になります。何が残るのかを整理しました。
人に残る仕事
自社の実例です。手順ごと移せますが、例外に当たったときの判断は残ります。
| 分類 | 採用・人事当サイト整理 |
|---|---|
| いまのやり方 | 一から作る当サイト整理 |
| 移したあとのやり方 | 構成を出させて中身を作る当サイト整理 |
| 人に残る仕事 | 自社の実例当サイト判断 |
| 削れる時間の目安 | 50%当サイト試算 |
| 移すのにかかる日数 | 7日当サイト試算 |
| 移し方 | 手順ごと移す当サイト判断 |
| この表の数字について | 削れる時間は、任せられる範囲(下書きだけか、手順ごとか、判断は人に残すか)から当サイトが見積もった目安です。移すのにかかる日数は「試しに1件やってみるところまで」と定義しています。どちらも作業量と慣れによって変わります。移す前に、いまのやり方を1回ぶん測ってください。 |
任せると何が起きるか
一般論の資料になり、受講者に刺さらない
これは道具の性能の問題ではありません。自社の実例に必要な情報が、そもそも渡されていないからです。渡せない情報がある以上、ここは人が持つしかありません。
残る仕事をどう軽くするか
減らせないなら、やりやすくします。構成を出させて中身を作る形にすると、人が見るのは出てきたものだけになります。それでも50%は残ります。採用・人事のなかでは残るほうです。
採用・人事のなかでの効き方
採用・人事に入る8件を、削れる時間の大きい順に並べました。「研修の資料を作る」は2番目です。手をつける順は、この並びで決めてください。
| 位置 | 作業 | 削れる時間 | 移す日数 |
|---|---|---|---|
| いちばん効く | 採用の面接記録を残す | 55% | 3日 |
| まんなか | 求人の原稿を書く | 45% | 3日 |
| いちばん効かない | 応募書類を読んで絞る | 30% | 10日 |
「研修の資料を作る」を移さないほうがよい場合
既存の資料がある場合は、いまのやり方のままで構いません。移すのに7日かかって、削れるのは50%です。もともとの作業量が少なければ、移す手間を回収できません。
削れるのは50%なので、劇的には変わりません。自社の実例が残るぶん、期待しすぎないでください。
同じ採用・人事なら、採用の面接記録を残すのほうが効きます(55%削減・3日)。先に移すならそちらです。
採用・人事のほかの作業
- 求人の原稿を書く(45%削減・3日)
- 応募書類を読んで絞る(30%削減・10日)
- 勤怠の記録を確かめる(50%削減・7日)
- 採用面接の質問を用意する(45%削減・3日)
- 社内の教育資料を更新する(50%削減・7日)
- 採用の面接記録を残す(55%削減・3日)
- 社員の目標を整理する(45%削減・7日)
よくある質問
ここでよく聞かれる2つです。どちらも条件で決まるので、当てはまるかどうかで判断してください。
慣れれば任せられますか?
慣れで変わるのは渡し方です。自社の実例そのものは、渡す情報が増えないかぎり任せられません。
人が見る工程を省いてよいですか?
省くと一般論の資料になり、受講者に刺さらない状態が、誰にも気づかれずに続きます。省くなら、あとで気づく仕組みを別に作ってください。
次にやること
3つあります。上から順にやってください。
- いまのやり方を1回ぶん測る
何分かかって、何回やり直したかを控えてください。測らずに移すと、効果を聞かれたときに答えられません。ここの50%は目安で、あなたの現場の数字ではありません。 - 1件だけ試す
構成を出させて中身を作る形で1件やってみてください。7日で試せます。全部を切り替えると、合わなかったときに戻す先がなくなります。 - 人に残る仕事を決める
自社の実例は残ります。誰がやるかを決めずに移すと、抜け落ちたまま流れます。
採用・人事はどこまで任せられるか
採用・人事に入る8件を、任せられる範囲で数えました。研修の資料を作るを移すかどうかの材料になります。
下書きを任せられるもの
8件のうち3件です。出てきたものを人が直す形なので、事故が起きにくいです。研修の資料を作るはここには入りません。
手順ごと移せるもの
8件のうち4件です。例外に当たったときの判断は残ります。研修の資料を作るはここです。例外をどう扱うかを先に決めてください。
判断が人に残るもの
8件のうち1件です。任せられるのは材料を並べるところまでです。
この記事で使っている言葉
この記事には、当サイトが決めた言い方が3つ出てきます。移すかどうかの判断に関わるので、意味を先に書きます。削れる時間と移す日数は当サイトの見積もりで、作業量と慣れによって変わります。
移し方(手順ごと移す)
手順ごと移せますが、例外に当たったときの判断は残ります。判定は「どこまでを機械に渡せるか」で分けています。
削れる時間(50%)
手を動かす部分が減る割合です。自社の実例は人に残るので、50%より下には行きません。確認と手直しの時間まで含めて見積もっています。
移す日数(7日)
試しに1件やってみるところまでと定義した当サイトの見積もりです。全部を切り替えるまでの日数ではありません。切り替える判断は、2週間の並走のあとです。
移したあとに起きること
1件動いてからのほうが長く付き合います。研修の資料を作るで後から出てくる場面です。
人に残る仕事を誰も見なくなったとき
自社の実例を飛ばすと、一般論の資料になり、受講者に刺さらない状態が誰にも気づかれずに続きます。省くなら、あとで気づく仕組みを別に作ってください。
思ったより減らなかったとき
確認と手直しの時間を数え忘れていることが多いです。出てきたものを直す時間まで含めて測り直してください。それでも減っていなければ、この作業は移さないほうがいいです。構成だけ使って中身を差し替えられるので、戻れます。
渡す先の道具が変わったとき
手順そのものは変わりません。どこを任せてどこを人がやるかを決めてあれば、渡す先が変わるだけです。決めていない状態で道具を替えると、毎回ゼロから作り直すことになります。
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