「経理の仕訳を起こす」で人に残る仕事|任せてはいけないところ

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「経理の仕訳を起こす」をAIに移しても、科目の最終判断は人に残ります。ここを任せると事故になります。何が残るのかを整理しました。

人に残る仕事

科目の最終判断です。この作業は判断が中心なので、任せられるのは材料を並べるところまでです。決めるのは人です。

分類 経理・請求当サイト整理
いまのやり方 明細を見て科目を決める当サイト整理
移したあとのやり方 明細から案を出させる当サイト整理
人に残る仕事 科目の最終判断当サイト判断
削れる時間の目安 50%当サイト試算
移すのにかかる日数 10日当サイト試算
移し方 判断は人が残す当サイト判断
この表の数字について 削れる時間は、任せられる範囲(下書きだけか、手順ごとか、判断は人に残すか)から当サイトが見積もった目安です。移すのにかかる日数は「試しに1件やってみるところまで」と定義しています。どちらも作業量と慣れによって変わります。移す前に、いまのやり方を1回ぶん測ってください。

任せると何が起きるか

似た明細に別の科目が当たり、月次でずれる

これは道具の性能の問題ではありません。科目の最終判断に必要な情報が、そもそも渡されていないからです。渡せない情報がある以上、ここは人が持つしかありません。

残る仕事をどう軽くするか

減らせないなら、やりやすくします。明細から案を出させる形にすると、人が見るのは出てきたものだけになります。それでも50%は残ります。経理・請求のなかでは残るほうです。

経理・請求のなかでの効き方

経理・請求に入る6件を、削れる時間の大きい順に並べました。「経理の仕訳を起こす」は5番目です。手をつける順は、この並びで決めてください。

位置 作業 削れる時間 移す日数
いちばん効く 請求書の内容を台帳に入れる 65% 7日
まんなか 支払いの期限を管理する 60% 3日
いちばん効かない 経費の規程違反を見つける 50% 7日

「経理の仕訳を起こす」を移さないほうがよい場合

取引が少ない場合は、いまのやり方のままで構いません。移すのに10日かかって、削れるのは50%です。もともとの作業量が少なければ、移す手間を回収できません。

この作業は判断が中心です。科目の最終判断は人に残ります。全部を任せるつもりで移すと、間違ったまま進む事故が起きます。

同じ経理・請求なら、請求書の内容を台帳に入れるのほうが効きます(65%削減・7日)。先に移すならそちらです。

経理・請求のほかの作業

よくある質問

ここでよく聞かれる2つです。どちらも条件で決まるので、当てはまるかどうかで判断してください。

慣れれば任せられますか?

慣れで変わるのは渡し方です。科目の最終判断そのものは、渡す情報が増えないかぎり任せられません。

人が見る工程を省いてよいですか?

省くと似た明細に別の科目が当たり、月次でずれる状態が、誰にも気づかれずに続きます。省くなら、あとで気づく仕組みを別に作ってください。

次にやること

3つあります。上から順にやってください。

  • いまのやり方を1回ぶん測る
    何分かかって、何回やり直したかを控えてください。測らずに移すと、効果を聞かれたときに答えられません。ここの50%は目安で、あなたの現場の数字ではありません。
  • 1件だけ試す
    明細から案を出させる形で1件やってみてください。10日で試せます。全部を切り替えると、合わなかったときに戻す先がなくなります。
  • 人に残る仕事を決める
    科目の最終判断は残ります。誰がやるかを決めずに移すと、抜け落ちたまま流れます。

経理・請求はどこまで任せられるか

経理・請求に入る6件を、任せられる範囲で数えました。経理の仕訳を起こすを移すかどうかの材料になります。

下書きを任せられるもの

6件のうち1件です。出てきたものを人が直す形なので、事故が起きにくいです。経理の仕訳を起こすはここには入りません。

手順ごと移せるもの

6件のうち4件です。例外に当たったときの判断は残ります。

判断が人に残るもの

6件のうち1件です。任せられるのは材料を並べるところまでです。経理の仕訳を起こすはここです。全部を任せるつもりで移すと、間違ったまま進みます。

この記事で使っている言葉

この記事には、当サイトが決めた言い方が3つ出てきます。移すかどうかの判断に関わるので、意味を先に書きます。削れる時間と移す日数は当サイトの見積もりで、作業量と慣れによって変わります。

移し方(判断は人が残す)

判断が中心なので、任せられるのは材料を並べるところまでです。決めるのは人です。判定は「どこまでを機械に渡せるか」で分けています。

削れる時間(50%)

手を動かす部分が減る割合です。科目の最終判断は人に残るので、50%より下には行きません。確認と手直しの時間まで含めて見積もっています。

移す日数(10日)

試しに1件やってみるところまでと定義した当サイトの見積もりです。全部を切り替えるまでの日数ではありません。切り替える判断は、2週間の並走のあとです。

移したあとに起きること

1件動いてからのほうが長く付き合います。経理の仕訳を起こすで後から出てくる場面です。

人に残る仕事を誰も見なくなったとき

科目の最終判断を飛ばすと、似た明細に別の科目が当たり、月次でずれる状態が誰にも気づかれずに続きます。省くなら、あとで気づく仕組みを別に作ってください。

思ったより減らなかったとき

確認と手直しの時間を数え忘れていることが多いです。出てきたものを直す時間まで含めて測り直してください。それでも減っていなければ、この作業は移さないほうがいいです。明細と仕訳の対応を残すので、戻れます。

渡す先の道具が変わったとき

手順そのものは変わりません。どこを任せてどこを人がやるかを決めてあれば、渡す先が変わるだけです。決めていない状態で道具を替えると、毎回ゼロから作り直すことになります。

「経理の仕訳を起こす」を別の角度から見る

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