「一次情報にたどり着く」をAIに移しても、出典の真偽は人に残ります。ここを任せると事故になります。何が残るのかを整理しました。
人に残る仕事
出典の真偽です。この作業は判断が中心なので、任せられるのは材料を並べるところまでです。決めるのは人です。
| 分類 | 調べる・まとめる当サイト整理 |
|---|---|
| いまのやり方 | 検索して原典を探す当サイト整理 |
| 移したあとのやり方 | 候補を出させて自分で確かめる当サイト整理 |
| 人に残る仕事 | 出典の真偽当サイト判断 |
| 削れる時間の目安 | 35%当サイト試算 |
| 移すのにかかる日数 | 10日当サイト試算 |
| 移し方 | 判断は人が残す当サイト判断 |
| この表の数字について | 削れる時間は、任せられる範囲(下書きだけか、手順ごとか、判断は人に残すか)から当サイトが見積もった目安です。移すのにかかる日数は「試しに1件やってみるところまで」と定義しています。どちらも作業量と慣れによって変わります。移す前に、いまのやり方を1回ぶん測ってください。 |
任せると何が起きるか
存在しない出典が示され、そのまま引用してしまう
これは道具の性能の問題ではありません。出典の真偽に必要な情報が、そもそも渡されていないからです。渡せない情報がある以上、ここは人が持つしかありません。
残る仕事をどう軽くするか
減らせないなら、やりやすくします。候補を出させて自分で確かめる形にすると、人が見るのは出てきたものだけになります。それでも65%は残ります。調べる・まとめるのなかでは残るほうです。
調べる・まとめるのなかでの効き方
調べる・まとめるに入る7件を、削れる時間の大きい順に並べました。「一次情報にたどり着く」は7番目です。手をつける順は、この並びで決めてください。
| 位置 | 作業 | 削れる時間 | 移す日数 |
|---|---|---|---|
| いちばん効く | アンケートの自由記述を読む | 55% | 7日 |
| まんなか | 専門的な内容を理解する | 50% | 7日 |
| いちばん効かない | 一次情報にたどり着く | 35% | 10日 |
「一次情報にたどり着く」を移さないほうがよい場合
原典が手元にある場合は、いまのやり方のままで構いません。移すのに10日かかって、削れるのは35%です。もともとの作業量が少なければ、移す手間を回収できません。
この作業は判断が中心です。出典の真偽は人に残ります。全部を任せるつもりで移すと、間違ったまま進む事故が起きます。
同じ調べる・まとめるなら、アンケートの自由記述を読むのほうが効きます(55%削減・7日)。先に移すならそちらです。
調べる・まとめるのほかの作業
- 資料の要約を作る(50%削減・その日のうち)
- 競合の動きを調べる(40%削減・3日)
- アンケートの自由記述を読む(55%削減・7日)
- 古い資料から必要な部分を探す(55%削減・7日)
- 専門的な内容を理解する(50%削減・7日)
- 調べた内容を人に説明する(50%削減・3日)
よくある質問
慣れれば任せられますか?
慣れで変わるのは渡し方です。出典の真偽そのものは、渡す情報が増えないかぎり任せられません。
人が見る工程を省いてよいですか?
省くと存在しない出典が示され、そのまま引用してしまう状態が、誰にも気づかれずに続きます。省くなら、あとで気づく仕組みを別に作ってください。
次にやること
3つあります。上から順にやってください。
- いまのやり方を1回ぶん測る
何分かかって、何回やり直したかを控えてください。測らずに移すと、効果を聞かれたときに答えられません。ここの35%は目安で、あなたの現場の数字ではありません。 - 1件だけ試す
候補を出させて自分で確かめる形で1件やってみてください。10日で試せます。全部を切り替えると、合わなかったときに戻す先がなくなります。 - 人に残る仕事を決める
出典の真偽は残ります。誰がやるかを決めずに移すと、抜け落ちたまま流れます。
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