「売上の予測を立てる」をAIに移しても、事情の反映は人に残ります。ここを任せると事故になります。何が残るのかを整理しました。
人に残る仕事
事情の反映です。この作業は判断が中心なので、任せられるのは材料を並べるところまでです。決めるのは人です。
人に残る仕事を決める
残るのは事情の反映です。決めずに移すと、抜け落ちたまま流れます。
| 分類 | データ・集計当サイト整理 |
|---|---|
| いまのやり方 | 実績から自分で読む当サイト整理 |
| 移したあとのやり方 | 傾向から案を出させる当サイト整理 |
| 人に残る仕事 | 事情の反映当サイト判断 |
| 戻すために残すもの | 実績データを残す当サイト判断 |
| 判定 | 判断は人に残す当サイト判断 |
| 移し方 | 判断は人が残す当サイト判断 |
| この表の数字について | 判定は「どこまでを機械に渡せるか」で当サイトが分けたものです。扱う情報や、間違ったときの影響によって変わります。削れる時間の割合と、移すのにかかる日数は載せていません。実測を持っておらず、何をどう測った数字かを説明できないためです。移す前に、いまのやり方を1回ぶん自分で測ってください。 |
任せると何が起きるか
過去の延長線が出るだけで、変化点が入らない
これは道具の性能の問題ではありません。事情の反映に必要な情報が、そもそも渡されていないからです。渡せない情報がある以上、ここは人が持つしかありません。
残る仕事をどう軽くするか
減らせないなら、やりやすくします。傾向から案を出させる形にすると、人が見るのは出てきたものだけになります。判断そのものは残るので、見る量は大きくは減りません。
データ・集計のなかでの効き方
データ・集計に入る7件を、削れる時間の大きい順に並べました。「売上の予測を立てる」は4番目です。手をつける順は、この並びで決めてください。
| 位置 | 作業 | 削れる時間 | 移す日数 |
|---|---|---|---|
| いちばん効く | 表の数字を別の表に写す | 一部だけAI化する | 一致しなかったものの確認 |
| まんなか | 売上の予測を立てる | 判断は人に残す | 事情の反映 |
| いちばん効かない | データの誤りを直す | 一部だけAI化する | 正しい値の判断 |
「売上の予測を立てる」を移さないほうがよい場合
事業が単純な場合は、いまのやり方のままで構いません。判定は「判断は人に残す」で、人の確認を組み込んでから移す段階です。もともとの作業量が少なければ、移す手間を回収できません。
この作業は判断が中心です。事情の反映は人に残ります。全部を任せるつもりで移すと、間違ったまま進む事故が起きます。
同じデータ・集計なら、表の数字を別の表に写すのほうが任せやすい判定です(一部だけAI化する)。先に移すならそちらです。
データ・集計のほかの作業
- 表の数字を別の表に写す(一部だけAI化する)
- 売上の数字をまとめる(一部だけAI化する)
- 数字の異常を見つける(判断は人に残す)
- 複数の表を1つにまとめる(一部だけAI化する)
- 集計の定義を揃える(判断は人に残す)
- データの誤りを直す(一部だけAI化する)
よくある質問
ここでよく聞かれる2つです。扱う情報と、間違ったときの影響で変わるので、自分の業務に当てはまるかで判断してください。
慣れれば任せられますか?
慣れで変わるのは渡し方です。事情の反映そのものは、渡す情報が増えないかぎり任せられません。
人が見る工程を省いてよいですか?
省くと過去の延長線が出るだけで、変化点が入らない状態が、誰にも気づかれずに続きます。省くなら、あとで気づく仕組みを別に作ってください。
次にやること
3つあります。上から順にやってください。
- いまのやり方を1回ぶん測る
何分かかって、何回やり直したかを控えてください。測らずに移すと、効果を聞かれたときに答えられません。当サイトは削減率を載せていないので、数字はあなたの現場で取ってください。 - 1件だけ試す
傾向から案を出させる形で1件やってみてください。人の確認を組み込んでから移す段階です。全部を切り替えると、合わなかったときに戻す先がなくなります。 - 人に残る仕事を決める
事情の反映は残ります。誰がやるかを決めずに移すと、抜け落ちたまま流れます。
データ・集計はどこまで任せられるか
データ・集計に入る7件を、任せられる範囲で数えました。売上の予測を立てるを移すかどうかの材料になります。
下書きを任せられるもの
7件のうち0件です。出てきたものを人が直す形なので、事故が起きにくいです。売上の予測を立てるはここには入りません。
手順ごと移せるもの
7件のうち4件です。例外に当たったときの判断は残ります。
判断が人に残るもの
7件のうち3件です。任せられるのは材料を並べるところまでです。売上の予測を立てるはここです。全部を任せるつもりで移すと、間違ったまま進みます。
この記事で使っている言葉
この作業をAIへ移してよいかを判断する言葉を3つ、先に決めておきます。任せてよいかに関わるので、意味を先に決めておきます。削れる時間の割合と移す日数は載せていません。実測を持っていないためです。
移し方(判断は人が残す)
判断が中心なので、任せられるのは材料を並べるところまでです。決めるのは人です。判定は「どこまでを機械に渡せるか」で分けています。
判定(判断は人に残す)
事情の反映は人に残ります。全部が消えるわけではありません。判定は当サイトが「どこまでを機械に渡せるか」で分けたもので、扱う情報や間違ったときの影響によって変わります。
戻すために残すもの
実績データを残す。移したあとに合わないと分かることがあります。そのときに帰れるよう、上のものを残しておいてください。切り替える判断は、元のやり方と結果を見比べてからです。
移したあとに起きること
1件動いてからのほうが長く付き合います。売上の予測を立てるで後から出てくる場面です。
人に残る仕事を誰も見なくなったとき
事情の反映を飛ばすと、過去の延長線が出るだけで、変化点が入らない状態が誰にも気づかれずに続きます。省くなら、あとで気づく仕組みを別に作ってください。
思ったより減らなかったとき
出てきたものを直す時間まで含めて測り直してください。人に残る仕事の時間を入れないと、実際より良く見えます。それでも減っていなければ、この作業は移さないほうがいいです。実績データを残すので、戻れます。
渡す先の道具が変わったとき
手順そのものは変わりません。どこを任せてどこを人がやるかを決めてあれば、渡す先が変わるだけです。決めていない状態で道具を替えると、毎回ゼロから作り直すことになります。
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