営業・顧客で「判断は人に残す」業務3件|いまと移したあと・合うAIモデル

掲載データの確認日 2026/10/15

100作業を同じ条件でそろえています

営業・顧客で判断は人に残す業務のイメージ

営業・顧客

営業・顧客で判断は人に残す業務

業務
3⁠件
判定
判断は人に残す
合うモデル
44⁠件
判定で束ねる

営業・顧客の業務のうち、当サイトの判定が「判断は人に残す」のものを3⁠件集めました。いまのやり方と、AIに移したあとのやり方を並べ、移す前の確認・最初の指示・測り方・合うモデルまで1ページで進めます。

いまのやり方と、移したあと

業務いま移したあと人に残る仕事
顧客への提案内容を考える過去の事例から考える案を複数出させて選ぶ相手の事情の反映
契約更新の可否を判断する実績と経緯を見て決める材料を並べさせて自分で決める関係性の判断
顧客の解約の予兆を見つけるやり取りから感じ取る変化を出させて自分で見る関係性の判断

「判断は人に残す」の意味

AIには材料の整理までを任せ、決める部分は人が持つ業務です。人の確認を手順に組み込んでから移します。

業務移しやすさ任せ方向かない場合
顧客への提案内容を考える人の確認を組み込んでから移す判断は人が残す相手をよく知っている場合
契約更新の可否を判断する人の確認を組み込んでから移す判断は人が残す取引先が少ない場合
顧客の解約の予兆を見つける人の確認を組み込んでから移す判断は人が残す顧客が少ない場合

移す前の確認

営業・顧客の業務を移す前に0 / 6 確認ずみ

全部に印が付くまで、移さないでください。

移す手順

顧客への提案内容を考えるを例にした4段の手順です。ほかの業務も同じ順で進めます。

1. いまのやり方を1回測る

「過去の事例から考える」に何分かかり、何回やり直したかを残します。移したあとと比べる材料になります。

2. 人に残る仕事を切り出す

「相手の事情の反映」はAIに任せません。誰がいつやるかを先に決め、手順に書き込みます。

3. 1⁠件だけ移して比べる

「案を複数出させて選ぶ」の形で1⁠件だけ通します。「相手の事情を無視した一般的な案になる」が起きないかを、ここで確かめます。

4. 続けるか戻すかを決める

記録を見て決めます。戻すときは「出た案を全部残せば、選び直せる」。戻せる状態を残したまま広げてください。

移さなくてよい業務を先に外す

移さなくてよい業務を外す0 / 3 確認ずみ

当てはまるものは、無理に移さなくて構いません。

業務ごとの移し方

顧客への提案内容を考える

いま:過去の事例から考える → 移したあと:案を複数出させて選ぶ

  • 人に残る仕事:相手の事情の反映
  • よくあるつまずき:相手の事情を無視した一般的な案になる
  • 戻し方:出た案を全部残せば、選び直せる
  • 向かない場合:相手をよく知っている場合

移す手順・人に残る仕事・効果の測り方・元に戻す手順

契約更新の可否を判断する

いま:実績と経緯を見て決める → 移したあと:材料を並べさせて自分で決める

  • 人に残る仕事:関係性の判断
  • よくあるつまずき:数字だけで判断し、続けるべき関係を切る
  • 戻し方:判断の材料を残す
  • 向かない場合:取引先が少ない場合

移す手順・人に残る仕事・効果の測り方・元に戻す手順

顧客の解約の予兆を見つける

いま:やり取りから感じ取る → 移したあと:変化を出させて自分で見る

  • 人に残る仕事:関係性の判断
  • よくあるつまずき:数字の変化だけが出て、理由が分からない
  • 戻し方:やり取りの記録を残す
  • 向かない場合:顧客が少ない場合

移す手順・人に残る仕事・効果の測り方・元に戻す手順

AIに渡す最初の指示

「移したあと」のやり方で、AIに最初に渡す指示です。人に残る仕事はAIにやらせず、印を付けて返させます。

「顧客への提案内容を考える」をAIに頼む
これから「顧客への提案内容を考える」を手伝ってもらいます。
いままでは「過去の事例から考える」でしていましたが、「案を複数出させて選ぶ」に変えます。

【材料】[ここに貼る]
【出す形】[表/箇条書き/文章。長さ]

【守ること】
・「相手の事情の反映」はAIの側で決めず、該当する箇所に[人が確認]と印を付ける
・材料にないことは書かず「材料にない」と書く
・相手の事情を無視した一般的な案になることがないよう、迷う箇所は質問を返す

[ ][ ]を自分の材料に置き換えてください。

「契約更新の可否を判断する」をAIに頼む
これから「契約更新の可否を判断する」を手伝ってもらいます。
いままでは「実績と経緯を見て決める」でしていましたが、「材料を並べさせて自分で決める」に変えます。

【材料】[ここに貼る]
【出す形】[表/箇条書き/文章。長さ]

【守ること】
・「関係性の判断」はAIの側で決めず、該当する箇所に[人が確認]と印を付ける
・材料にないことは書かず「材料にない」と書く
・数字だけで判断し、続けるべき関係を切ることがないよう、迷う箇所は質問を返す

[ ][ ]を自分の材料に置き換えてください。

「顧客の解約の予兆を見つける」をAIに頼む
これから「顧客の解約の予兆を見つける」を手伝ってもらいます。
いままでは「やり取りから感じ取る」でしていましたが、「変化を出させて自分で見る」に変えます。

【材料】[ここに貼る]
【出す形】[表/箇条書き/文章。長さ]

【守ること】
・「関係性の判断」はAIの側で決めず、該当する箇所に[人が確認]と印を付ける
・材料にないことは書かず「材料にない」と書く
・数字の変化だけが出て、理由が分からないことがないよう、迷う箇所は質問を返す

[ ][ ]を自分の材料に置き換えてください。

効果を測る

営業・顧客の業務を1⁠件試したときの記録

移す前と後で、同じ1⁠件を比べます。

【業務】[ ]

【いま】かかった時間[ ]分/やり直し[ ]回
【移したあと】かかった時間[ ]分/やり直し[ ]回
【人に残った仕事】[ ]分

【出てきたもの】そのまま使えた/直した(直した箇所[ ])
【起きたつまずき】[ ]
【判断】続ける/やめる/もう1⁠件
【やめるときの戻し方】[ ]

人に残る仕事の担当を決める

AIに移しても、人に残る仕事は消えません。担当を書いて共有しておくと、抜け落ちを防げます。

人に残る仕事の担当表
【部署】[ ] 【見直す日】[ ]

・顧客への提案内容を考える:相手の事情の反映 → 担当[ ]/いつ[ ]
・契約更新の可否を判断する:関係性の判断 → 担当[ ]/いつ[ ]
・顧客の解約の予兆を見つける:関係性の判断 → 担当[ ]/いつ[ ]

【困ったときの相談先】[ ]

社内に説明する

上長に出す一言の報告
【試した業務】顧客への提案内容を考える・契約更新の可否を判断する・顧客の解約の予兆を見つける
【判定】判断は人に残す(当サイトの判定を参考)
【試した結果】時間[ ]分→[ ]分/やり直し[ ]回→[ ]回
【人に残す仕事と担当】[ ]
【続けるかどうか】[ ]
【費用】[使ったモデルと月の目安]

営業・顧客の業務に要る機能と、合うモデル

営業・顧客の業務で効くのは商談の記録を長く読めることです。過去のやり取りを全部渡して要点を出させるので、一度に読める量が効きます。掲載76⁠件のうち、この条件に合うのは44⁠件でした。

候補なぜ候補か一度に読める量入力100⁠万
DeepSeek V4 Flash 0731単価がいちばん安い1,310,720$0.03
Grok 4.20 Multi-Agent一度に読める量がいちばん多い2,000,000$1.25
GPT-6 Sol Pro別の提供元で、単価が中くらい1,050,000$2

DeepSeek V4 Flash 0731(単価がいちばん安い)

DeepSeekのモデルです。入力100⁠万トークン$0.03(目安5⁠円)。件数が多い作業ほど差が出ます。渡せる入力は文字。

Grok 4.20 Multi-Agent(一度に読める量がいちばん多い)

xAIのモデルです。2,000,000トークン(原稿用紙でおよそ3,571枚)。資料を分けずに渡せます。渡せる入力は文字・画像・ファイル。

GPT-6 Sol Pro(別の提供元で、単価が中くらい)

OpenAIのモデルです。OpenAIのモデルで、入力100⁠万トークン$2。1⁠社に寄せないための比べ先になります。渡せる入力はファイル・画像・文字。

並べているのは公表されている仕様と単価だけで、出来の良し悪しの順位ではありません。同じ材料で1回ずつ試して、自分の作業で比べてください。

費用の目安を計算する

APIの料金は、読ませた量と書かせた量の両方にかかります。単価から3つの使い方の費用を出しました(入力・出力の量は当サイトの目安、1ドル150⁠円)。

モデルメールの下書き1,000通会議の要約100本問い合わせの一次返信5,000⁠件
DeepSeek V4 Flash 0731$0.38(57⁠円)$0.109(16⁠円)$0.95(143⁠円)
DeepSeek V4 Flash 0423$0.196(29⁠円)$0.093(14⁠円)$0.49(74⁠円)
Llama 4 Scout$0.5(75⁠円)$0.21(32⁠円)$1.25(188⁠円)
GPT-6 Luna Pro$0.7(105⁠円)$0.25(38⁠円)$1.75(263⁠円)
GPT-6 Luna$0.7(105⁠円)$0.25(38⁠円)$1.75(263⁠円)
DeepSeek V4.1 Flash$0.9(135⁠円)$0.345(52⁠円)$2.25(338⁠円)
Qwen3.8 Omni Flash$0.77(116⁠円)$0.319(48⁠円)$1.925(289⁠円)
Qwen3.8 Flash$0.77(116⁠円)$0.319(48⁠円)$1.925(289⁠円)
Llama 4 Maverick$1.029(154⁠円)$0.413(62⁠円)$2.573(386⁠円)
GPT-5.6 Luna Pro$1.6(240⁠円)$0.54(81⁠円)$4(600⁠円)
自分の量で計算する式

件数と1⁠件の長さを入れると、月の費用の目安が出ます。

【1⁠件の入力】[ ]トークン(日本語は1字およそ1〜1.5トークン)
【1⁠件の出力】[ ]トークン
【月の件数】[ ]件

入力の費用 = 1⁠件の入力 × 月の件数 ÷ 1,000,000 × 入力の単価
出力の費用 = 1⁠件の出力 × 月の件数 ÷ 1,000,000 × 出力の単価
月の費用 = 入力の費用 + 出力の費用(ドル)× 為替

商談の記録を長く読めるモデル44⁠件

モデル(提供元)一度に読める量100⁠万トークン 入力/出力
DeepSeek V4 Flash 0731(DeepSeek)1,310,720$0.03/$0.32
DeepSeek V4 Flash 0423(DeepSeek)1,048,576$0.049/$0.098
Llama 4 Scout(Meta)1,310,720$0.1/$0.3
GPT-6 Luna Pro(OpenAI)1,050,000$0.1/$0.5
GPT-6 Luna(OpenAI)1,050,000$0.1/$0.5
DeepSeek V4.1 Flash(DeepSeek)1,048,576$0.15/$0.6
Qwen3.8 Omni Flash(Alibaba(Qwen))1,000,000$0.15/$0.47
Qwen3.8 Flash(Alibaba(Qwen))1,000,000$0.15/$0.47
Llama 4 Maverick(Meta)1,048,576$0.188/$0.653
GPT-5.6 Luna Pro(OpenAI)1,050,000$0.2/$1.2
GPT-5.6 Luna(OpenAI)1,050,000$0.2/$1.2
Gemini 3.1 Flash Lite(Google)1,048,576$0.25/$1.5
Gemini 3.5 Flash Lite(Google)1,048,576$0.3/$2.5
Nova 2 Lite(Amazon)1,000,000$0.3/$2.5
GLM 5.3 FlashX(Z.ai)1,048,576$0.37/$1.25
Qwen3.8 27B(Alibaba(Qwen))1,000,000$0.42/$3
DeepSeek V4 Pro 0813(DeepSeek)1,048,576$0.462/$1.386
Gemini 3.8 Flash(Google)1,048,576$0.75/$3.75
Gemini 3.7 Flash(Google)1,048,576$0.75/$3.75
Gemini 3.6 Flash(Google)1,048,576$0.75/$3.75

ほかに24⁠件あります(入力の単価が高い順に省略)。

営業・顧客の業務で、合うモデルが一度に読める量

やりたいことに要るおおよその量と、この中のモデルのうち一度に読めるものの数です。足りないモデルでは、資料を分けて渡すことになります。

やりたいこと要るおおよその量一度に読めるモデル
メール1通を書かせる1,000トークン44⁠件/44⁠件
A4の資料1枚を読ませる2,000トークン44⁠件/44⁠件
1⁠時間の会議の文字起こしを要約15,000トークン44⁠件/44⁠件
契約書1通を読ませる20,000トークン44⁠件/44⁠件
本1冊を読ませる150,000トークン44⁠件/44⁠件
社内規程一式(本5冊ほど)750,000トークン44⁠件/44⁠件

モデルを使う前に決めること

APIのモデルを社内で使う前に0 / 5 確認ずみ

試す前に、情シスや上長と決めておくことです。

この記事で使っている言葉

コンテキスト(一度に読める量)

1回のやり取りで渡せる文章の長さです。足りないと、前に渡したところを忘れます。大きいほど長い資料を分けずに渡せますが、読ませた分だけ費用もかかります。

トークン

AIが文章を数える単位です。日本語はおおむね1字が1〜1.5トークン。料金も読める量も、このトークンで数えます。

入力の単価・出力の単価

100⁠万トークンあたりの米ドルです。読ませた量に入力の単価、書かせた量に出力の単価がかかります。出力のほうが高いのが普通です。

仕様はhttps://openrouter.ai/api/v1/modelsから2026-09-25に取ったものです。OpenRouter が各提供元から集めて公開している仕様です。単価は100⁠万トークンあたりの米ドル。ベンチマークの点数や順位は含みません。

営業・顧客のほかの業務

見積書を作る

判定は「一部だけAI化する」。いまは過去の見積を書き換える、移したあとは条件から下書きを出させる。人に残るのは値引きの判断。見積書を作る

名刺の情報を台帳に入れる

判定は「AIへ移しやすい」。いまは見ながら手で入力、移したあとは読み取らせて確認する。人に残るのは部署名の表記ゆれ。名刺の情報を台帳に入れる

顧客の履歴をまとめる

判定は「一部だけAI化する」。いまは記録を追って書く、移したあとは時系列でまとめさせる。人に残るのは重要な出来事の判断。顧客の履歴をまとめる

取引先へのお礼状を書く

判定は「AIへ移しやすい」。いまは過去の文面を書き換える、移したあとは要点から下書きさせる。人に残るのは個別の言及。取引先へのお礼状を書く

外注先への指示書を書く

判定は「一部だけAI化する」。いまは過去の指示書を書き換える、移したあとは要件から下書きさせる。人に残るのは品質の基準。外注先への指示書を書く

顧客の要望を分類する

判定は「一部だけAI化する」。いまは読んで振り分ける、移したあとは分類させて確かめる。人に残るのは重要な少数意見。顧客の要望を分類する

営業・顧客のほかの判定

よくある質問

全部まとめて移したほうが早くありませんか?

比べる相手がいなくなるので、効果を説明できなくなります。1⁠件ずつ移して、測ってから広げてください。

どのモデルがいちばん良いですか?

当サイトは点数や順位を持っていません。上の候補を同じ材料で試し、自分の作業で正しさと直す手間を比べて決めてください。

人に残る仕事は、いずれAIに任せられますか?

この3⁠件の「人に残る仕事」は、間違えたときの影響が大きいか、判断の材料がAIに渡らないものです。任せるかどうかは、移したあとの記録を見てから決めます。

次にやること

  • 1⁠件選ぶ
    上の表から、いちばん手間のかかっている業務を1⁠件選びます。
    顧客への提案内容を考える
  • いまのやり方を測る
    移す前の1回を測っておかないと、効果を説明できません。
  • 合うモデルを2つ試す
    候補から2つ選び、同じ材料で比べます。