「契約更新の可否を判断する」をAIに移す手順をまとめました。いまは実績と経緯を見て決めるやり方を、材料を並べさせて自分で決める形に変えます。10日で移せて、30%削れます。
何がどう変わるか
変わるのは作業のやり方です。実績と経緯を見て決めるのをやめて、材料を並べさせて自分で決める形にします。関係性の判断は人に残ります。ここまで含めて「移した」と数えてください。
| 分類 | 営業・顧客当サイト整理 |
|---|---|
| いまのやり方 | 実績と経緯を見て決める当サイト整理 |
| 移したあとのやり方 | 材料を並べさせて自分で決める当サイト整理 |
| 人に残る仕事 | 関係性の判断当サイト判断 |
| 削れる時間の目安 | 30%当サイト試算 |
| 移すのにかかる日数 | 10日当サイト試算 |
| 移し方 | 判断は人が残す当サイト判断 |
| この表の数字について | 削れる時間は、任せられる範囲(下書きだけか、手順ごとか、判断は人に残すか)から当サイトが見積もった目安です。移すのにかかる日数は「試しに1件やってみるところまで」と定義しています。どちらも作業量と慣れによって変わります。移す前に、いまのやり方を1回ぶん測ってください。 |
移す手順
- いまのやり方を1回ぶん記録する。何分かかって、何回やり直したかを控えます。あとで効果を測るのに要ります
- 材料を並べさせて自分で決める形を1件だけ試す。全部を切り替えないでください。1件で違いが分かります
- 関係性の判断を誰がやるか決める。ここを決めずに移すと、抜け落ちたまま流れます
- 2週間は両方を並走させる。判断の材料を残すので、合わなければ戻せます
ここでつまずく
数字だけで判断し、続けるべき関係を切る
営業・顧客のなかでの効き方
営業・顧客に入る9件を、削れる時間の大きい順に並べました。「契約更新の可否を判断する」は9番目です。手をつける順は、この並びで決めてください。
| 位置 | 作業 | 削れる時間 | 移す日数 |
|---|---|---|---|
| いちばん効く | 名刺の情報を台帳に入れる | 70% | 3日 |
| まんなか | 取引先へのお礼状を書く | 50% | その日のうち |
| いちばん効かない | 契約更新の可否を判断する | 30% | 10日 |
「契約更新の可否を判断する」を移さないほうがよい場合
取引先が少ない場合は、いまのやり方のままで構いません。移すのに10日かかって、削れるのは30%です。もともとの作業量が少なければ、移す手間を回収できません。
この作業は判断が中心です。関係性の判断は人に残ります。全部を任せるつもりで移すと、間違ったまま進む事故が起きます。
同じ営業・顧客なら、名刺の情報を台帳に入れるのほうが効きます(70%削減・3日)。先に移すならそちらです。
「契約更新の可否を判断する」より先に移すと得なもの
移す日数が同じか短くて、削れる時間が同じか大きい作業です。順番に迷ったら、こちらを先に片づけてください。
- 配布資料の誤字を探す(その日のうちで65%削減・制作・発信)
- 翻訳して社内に共有する(その日のうちで60%削減・文章を書く)
- 問い合わせ内容を要約して共有する(その日のうちで60%削減・報告・共有)
- 社内チャットの要点をまとめる(その日のうちで60%削減・報告・共有)
- 長文を短くする(その日のうちで60%削減・文章を書く)
- 社内の周知文を書く(その日のうちで55%削減・報告・共有)
営業・顧客のほかの作業
- 見積書を作る(55%削減・7日)
- 顧客への提案内容を考える(35%削減・10日)
- 名刺の情報を台帳に入れる(70%削減・3日)
- 顧客の履歴をまとめる(50%削減・7日)
- 取引先へのお礼状を書く(50%削減・その日のうち)
- 外注先への指示書を書く(50%削減・7日)
- 顧客の要望を分類する(55%削減・7日)
- 顧客の解約の予兆を見つける(35%削減・10日)
よくある質問
ここでよく聞かれる2つです。どちらも条件で決まるので、当てはまるかどうかで判断してください。
全部を一度に移せますか?
この作業では勧めません。判断が中心なので、任せる範囲を少しずつ広げてください。
AIが変わったら作り直しですか?
手順そのものは変わりません。どこを任せてどこを人がやるかを決めてあれば、渡す先が変わるだけです。
次にやること
3つあります。上から順にやってください。
- いまのやり方を1回ぶん測る
何分かかって、何回やり直したかを控えてください。測らずに移すと、効果を聞かれたときに答えられません。ここの30%は目安で、あなたの現場の数字ではありません。 - 1件だけ試す
材料を並べさせて自分で決める形で1件やってみてください。10日で試せます。全部を切り替えると、合わなかったときに戻す先がなくなります。 - 人に残る仕事を決める
関係性の判断は残ります。誰がやるかを決めずに移すと、抜け落ちたまま流れます。
契約更新の可否を判断するをAIに移す進め方
10日の内訳です。測る・1件試す・残る仕事を決める・並走させるの4段です。ここでいう「移す」は試しに1件やってみるところまでで、全部を切り替えるまでではありません。
1. いまのやり方を1回ぶん測る
何分かかって、何回やり直したかを控えます。あとで効果を聞かれたときに答えられません。
ここでよくあるのは測らずに移すことです。30%はこちらの見積もりで、あなたの現場の数字ではありません。
2. 材料を並べさせて自分で決める形で1件やる
全部を切り替えないでください。1件で違いが分かります。
ここでよくあるのはいきなり全部を切り替えることです。合わなかったときに戻す先がなくなります。
3. 関係性の判断を誰がやるか決める
ここは人に残ります。決めずに移すと、抜け落ちたまま流れます。
ここでよくあるのは「あとで決める」で進めることです。決まらないまま運用が始まると、誰も見ない状態になります。
4. 2週間は両方を並走させる
判断の材料を残すので、合わなければ戻せます。
ここでよくあるのは記録を残さずに切り替えることです。記録が無いと戻れなくなります。
この記事で使っている言葉
この記事には、当サイトが決めた言い方が3つ出てきます。移すかどうかの判断に関わるので、意味を先に書きます。削れる時間と移す日数は当サイトの見積もりで、作業量と慣れによって変わります。
移し方(判断は人が残す)
判断が中心なので、任せられるのは材料を並べるところまでです。決めるのは人です。判定は「どこまでを機械に渡せるか」で分けています。
削れる時間(30%)
手を動かす部分が減る割合です。関係性の判断は人に残るので、70%より下には行きません。確認と手直しの時間まで含めて見積もっています。
移す日数(10日)
試しに1件やってみるところまでと定義した当サイトの見積もりです。全部を切り替えるまでの日数ではありません。切り替える判断は、2週間の並走のあとです。
移したあとに起きること
1件動いてからのほうが長く付き合います。契約更新の可否を判断するで後から出てくる場面です。
人に残る仕事を誰も見なくなったとき
関係性の判断を飛ばすと、数字だけで判断し、続けるべき関係を切る状態が誰にも気づかれずに続きます。省くなら、あとで気づく仕組みを別に作ってください。
思ったより減らなかったとき
確認と手直しの時間を数え忘れていることが多いです。出てきたものを直す時間まで含めて測り直してください。それでも減っていなければ、この作業は移さないほうがいいです。判断の材料を残すので、戻れます。
渡す先の道具が変わったとき
手順そのものは変わりません。どこを任せてどこを人がやるかを決めてあれば、渡す先が変わるだけです。決めていない状態で道具を替えると、毎回ゼロから作り直すことになります。
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